過食症と拒食症

過食症と拒食症についてですが、
摂食障害との言葉で過食症と拒食症が
一括りにされているという病名的な事だけでなく、

拒食と過食の症状が、中身自体は正反対の症状のように見えても、
症状の背景にある心理的問題が似ているため、
相互に移行しやすいという事実があります。

例を挙げて説明します。 

最初に知り合いに「太ったね」等言われ、
それを気にしてダイエットを始め、
ダイエット自体は思った通りに出来ました。

しかし体重は減っていったのに、
どうしてか思っていた希望体重になっても、

更なる体重の減量にこだわり続けてしまい、
食事や気持ちの制御が出来なくなっていきます。

どんなに痩せても、体重についてばかり考えてしまい、
ダイエットで無理をし続けている内に、

とうとう自然な空腹感や満腹感を感じられなくなり、
食事をとる事そのものが恐怖となってしまいます。

急激な体重の減少は、ホルモンも狂わせてしまい、
女性にとっては生理も数ヶ月こない事もあります。

こんな状態が拒食症で、やがて身体だけでなく、
脳やひいては性格にまで変化をもたらし、

様々な心理的衝動を制御する事が出来なくなってしまったり、
人間関係が普通に維持できなくなったりもします。

そして中には自暴自棄になってしまい、
自傷行為を繰り返したり、
自殺までしてしまう方もいます。

そしてこんな拒食から抜け出そうとして、
思いもかけずに過食にリバウンドして
しまったりする事も多々あるのです。

この例のように、過食の前段階に拒食がよくあります。

軽く「太ったね」と言われただけでも、
必要以上に気にする方は結構います。

言う方も言われた方も気をつけて下さい。

その不用意な一言が、
過度のダイエットや思わぬ悲劇を生んでしまう事もあるのです。


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過食症の治療と過食症の克服の為に、
しっかりと過食症である原因を追究して、
過食の原因を探りましょう。